セミナーの概要
オンラインサービスに利用規約とプライバシーポリシーを掲載することは業界の常識となっています。ただ、いざ文案を作成しようとすると、「そもそも何を書けばよいかわからない」「法的リスクをなるべく避ける書き方をしたいが、どうすればよいかわからない」といった様々なお悩みが生まれます。このセミナーでは、利用規約やプライバシーポリシーの作成時に失敗しがちなケースを紹介しながら、運営者の法的リスクを回避し、ユーザーから「法的対応に対する意識が高い信頼のおけるサービス」という印象を持っていただくために大切なノウハウを、日常的に文案作成に携わる弁護士の立場から解説いたします。
日時・開催方法
オンライン開催
2023年1月13日(金)14:00-15:30(90分)
参加費 5,000円(税込)
※ご参加の方には「オンラインサービスのスタート法務」書籍(税込み3,740円)をお送りします。
プログラム
1.オンラインサービスと法務
1)オンラインサービスで疎かになりがちな法務対応
2)オンラインサービスの運営に必要な法律知識
3)オンラインサービスに関する法律の改正は目まぐるしい
2.利用規約を用意するのは何のためか
1)利用規約作成時に陥りがちな失敗例
2)ただ体裁を整えるだけでは意味がない
3)利用規約はオーダーメイド、ひな型は存在しない
3.よりより利用規約を作成するために
1)大切なことはサービス内容を落とし込むこと
2)他社の利用規約はどこまで参考にしてよいか
3)利用規約を書き始める前に構成メモを作る
4)「責任を負わない」とやみくもに書いても守られない
5)利用規約で絶対に落としてはいけない条項
4.プライバシーポリシーを書くための重要知識
1)法律の知識だけでは書けないからこそ難しい
2)「これは個人情報ですか」への回答は専門家でも難しい
3)安全管理措置について一体どこまで書けばよいのか
4)個人データの共同利用と委託、どう使い分ければ
5)プライバシーポリシーにもひな型は存在しない
5.よりよいプライバシーポリシーを作成するために
1)大切なことはユーザーに安心と信頼感を与えること
2)ベンダーからの聴き取りを怠れば失敗する
3)プライバシーポリシーで落としてはいけないこと